2016年3月10日木曜日

感想・書評「不道徳教育講座:三島由紀夫」ネタバレ注意・ウイットに富んだ逆説的な道徳論エッセイ集(レビュー)。 #読書

不道徳教育講座 三島由紀夫 ウイットに富んだ逆説的な道徳論エッセイ集

初めて手にした三島由紀夫の本が不道徳教育講座です。三島由紀夫といえば日本文学を代表する人物でまじめな文章を書くイメージを勝手にもっていましたが、この本は機知がきいており楽しんで読めました。
この本は一見、不道徳をススメていますが最後には、なるほどと読者を納得させる道徳論が展開されています。まず目次には過激なタイトルがずらっと並んでいて、例えば『教師を内心バカにすべし』『友人を裏切るべし』『スープは音を立てて吸うべし』『人の不幸を喜ぶべし』等々…、不道徳なタイトルがたくさんです。
不道徳教育講座は、昭和33年(1958)「週刊明星」という女性向き大衆週刊誌に連載されたエッセイです。連載当時の時代背景についての風刺が面白く書かれていますが、現代にも通じる人間の心理が書かれています。
また、この時代に活躍した作家の名前がちらほら出てくるところも面白いポイントでした。『弱い者をいじめるべし』の章で三島由紀夫が太宰治について印象を語っている文章があります。太宰治の事嫌いだったんだろうな…(笑)って印象で、笑ってしまいました。
一気に楽しく読めるので、おすすめな本です。

ありがとう寄稿。

お姉さんの登場によって、レベルアップの準備は整いました!1年生に限らず、全体の練習の成果を試合で見るのが楽しみです。来週もまた特訓回だと思います。
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