2016年8月7日日曜日

オオカミと人間の家族愛に感動します!感想レビュー「おおかみこどもの雨と雪」おすすめ泣ける映画(ネタバレ注意)。

おおかみこどもの雨と雪 オオカミと人間の家族愛に感動します!



細田守監督の作品のほとんどで涙を流しますが、もっとも感動したのが「おおかみこどもの雨と雪」でした。
人間の花とオオカミが恋をして、2人の子供を授かるという、現実とはかけ離れたストーリーですが、人間とオオカミという別の生き物だからこその苦しみが、この物語に描かれています。
長女の雪が産まれたばかりの頃、オオカミは子供のためを思って狩りに出ます。しかし、オオカミは帰ってきませんでした。ニュースで、近くの川にオオカミが死んでいるとの報道を聞いた花は、慌てて川に行きます。違うオオカミだと願っていましたが、願いは届かずそのオオカミは花の愛するオオカミでした。
取り残された花とまだ幼い雪。さらに花のお腹には雨がいたのです。オオカミの子供であるため、病院や産婦人科では産むことができず、花は1人で産むことを決意しました。誰か1人でも全てを打ち明けられる人がいたら、花も心身ともに疲れ果てることはなかったのではないかと思います。
都会では、時々オオカミに変身してしまう子供たちをのびのび育てることができず、田舎で目の前に大きな山がある所引っ越しました。次期に大きくなった雨と雪は、小学校に通うことになります。小学校では、人間の姿でいることを条件としていましたが、雪は友達との喧嘩でオオカミの姿になってしまうこともありました。それがきっかけで、オオカミになってしまう事を恐れた雪。反対に、雨は人間の姿で学校に行く事を嫌がります。
高学年になった、雨と雪はオオカミでいるのか人間でいるのか、はっきり自分の意思を持ち始めました。花と同じように人間でいることを決めた雪は、中学に上がり寮に入るために家を離れました。雨は、家の前に広がる山々でオオカミとして生きることを決めます。
1人で取り残された花は、2人の子供たちが離れていくことに悲しんでいましたが、自分で決めた道を精一杯生きる姿に笑顔で見送ったのでした。
人間の家族では、経験することのない別れに涙が止まりませんでした。花が最後にオオカミになった雨を笑顔で見送るシーンは、多くの人が涙を流したことでしょう。
山々の自然も綺麗に描かれているので、そこにも注目して欲しいと思いました。

ありがとう寄稿。

立てなくなると内臓が潰れて死んでしまうため、筋肉をつけるために1日30分の散歩が欠かせないのです。
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