2017年3月17日金曜日

嘘の戦争・最終回10話「嘘もつき続ければ一つくらい本当になる」テレビ感想2017年&あらすじネタバレ注意・百瀬マスター、カズキも、一ノ瀬浩一を裏切る。 #TV

嘘の戦争 第10話「嘘もつき続ければ一つくらい本当になる」に心すくわれる最終回でした。

いよいよ、嘘の戦争、最終回。百瀬マスター、カズキも、一ノ瀬浩一を裏切るような行動をしていたし、警察と六車にも追われていて、身を隠さなきゃいけない状況に心拍数は上がる一方のスタートでした。背水の陣の浩一に、協力者になった三瓶先生。緊張の中でそのシーンは、なんだかほっとしました。そして三瓶守先生が、お父さんから証拠を預かっていたっていう事とを知った時、どうしてもっと早くに教えてくれなかったのかと思いました。でも、まだそれでは証拠が足りないと考え、更に嘘をついて仁科会長に謝罪をさせることを思いつくなんて、スゴイ度胸だと思います。仁科会長の一番大切な娘・楓を殺す嘘の計画をすすめて、自分と同じ目、同じ思いにさせる嘘を思い付き、ハルカとカズキにも協力を頼みます。TVの中継のなか、そんな所で、謝罪なんてしないのが普通なのに、仁科会長は、まんまと浩一の嘘にはまり、全面謝罪をしました。その時、ホッとした反面、30年もの長い間、謝罪の言葉を聞くために、嘘をつき続けてきた浩一は、本当に謝罪した後、どうにかなってしまうのかととても心配になりました。その場面が痛快ですっきりしました。警察に追われ、断崖絶壁まで、追い詰められた浩一を、晃が刃物で刺してそのまま崖下へ。血だらけになって落ちていった浩一に、嘘ついてずっと生きてきたから、仕方ない、ハッピーなラストなんてないと、あきらめてみていました。それから時間が経ち、現行犯逮捕された晃の元に、隆と楓が笑顔で面会しに来て、晃から本当の事本当の気持ちを伝えられたとき、とても心が軽くなりました。心に嘘をつかないで生きる選択をした晃が素敵に感じました。最後、まさかの展開です。死人の浩一から連絡を受けて、空港で浩一と対面しました。その時に、「嘘のないやつはいない。嘘もつき続ければ一つくらい、本当になるかもな」と浩一は隆に言いました。浩一のついた嘘によって、バラバラだった仁科家は一つになったと、そこで感じました。また、仁科会長が告げた真実によって、浩一のバラバラだった過去と心が、一つにつながりました。嘘はよくないかもしれないけれど、使い方で周りの人を幸せにすることもできるし、夢をかなえることも出来るのかなと感じたドラマでした。また、続編が出来てほしいと切実に願います。

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